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大根

ダイコンに栄養はある?子どもに食べさせるコツ 

ダイコンの栄養

根菜野菜の代表であるダイコンは、豊富な栄養分を含む優良食品です。
スーパーなどで販売されているダイコンは葉の部分が取り除かれたものがほとんどですが、直売所などでは「大根菜」として葉の部分のみが販売されていたりします。

ダイコンに含まれる栄養分は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カルシウム、食物繊維などです。

ただしこれらの栄養分が多く含まれているのは「大根菜」の部分であるので、白い根の部分はほとんどが水分でできています。

よくダイエット食品としてダイコンが取り上げられることがありますが、これは低カロリーでお腹を満腹にすることができるということが理由です。

>>http://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/japanese-radish/

根の部分には水ばかりで栄養分がないかというと、そういう訳ではありません。
ダイコンにはジアスターゼというデンプン分解酵素が含まれていて、これを食べることで消化が助けられ、胃酸過多や胃もたれなどを防ぐことができます。

胃腸の弱い子供にとってもこの栄養素は貴重で、食べていくことで消化能力を高めて、より栄養が体内に吸収されやすくなるのです。

ダイコンの調理の工夫

ダイコンは生でも加熱しても食べられる調理しやすい野菜です。
家庭で調理する場合には、大根おろしを薬味にした蕎麦やうどん、スパゲティなどがあります。

加熱する場合にはおでんや味噌汁、ぶり大根などの煮物などが一般的なものでしょう。

最初に説明をしたようにダイコンの根の部分には消化を促す酵素が大量に含まれているので、唐揚げやとんかつ、天ぷらなどの揚げ物に添えることで胃もたれを防ぎ、素早い消化をさせることができます。

ステーキやハンバーグの付け合わせとしても大根おろしはよく使用されますが、生で食べる場合にはおろしてその汁を食べるようにするのがおすすめです。

大根菜が手に入るなら煮付けにしたり、野菜炒めにしたりといった青菜料理全般に使えるのでそちらもおすすめです。

ダイコンを子どもに食べさせるコツ

ダイコンはクセがないので比較的好かれやすい野菜ですが、中にはその淡白さが嫌いの原因になってしまっていることもあります。

そこでダイコン嫌いな子供におすすめなのが、ダイコンをボリュームアップさせる調理法です。

子供に人気が高いのが大根ステーキで、下茹でしたダイコンをバターとにんにくで香ばしく焼き上げていきます。

お肉を使うよりもヘルシーなので、体重が気になる子供にもおすすめです。

下茹では2cmくらいの厚さに切って熱湯に入れて約7分くらいで終わりますので、取り出したらフライパンにバターを溶かして表面が茶色になるまで焼いていきましょう。